めいそうえっせい

色々と心のままに

瞑想その3

瞑想によって心身の不調はあっという間に改善した

改善どころか以前より良くなったと言っていい

 

さらに視点が変わった

喩えていえば同じ身長の集団の中にいたのが急に

背が伸びて頭ひとつ集団より高くなったため視界が

広がったような感じか

 

あまり超自然的と言うかスピリチャルというかそのような

観点からは論じたくはないがあらゆることが順回転し始めた

あれほど低調だった仕事の成績があっという間に急上昇し

自分でも驚くほど積極的になり不可能なことは何もないぐらい

の意識を持ち始めた

 

ある日

いつもに増して朝から調子が良かった

その日は新幹線で移動し支店会議に出席する予定だった

タクシーに乗る時、新幹線に乗る時、地下鉄に乗る時、支店に着いてエレベーター

に乗る時、あらゆるタイミングでぴったりドアが開いた

自分を待っていたかのように

そしてそれを当然と思っている自分がいた

 

ゴルフに行った

あるホールの2打目

3アイアンを持った

風の強い日だった

スイングがスローモーションになった

クラブヘッドがボールを捉えボールがひしゃげヘッドが芝を刈って

抜けていく様子が明瞭に見えた

真芯を食った心地よい手応えを感じた

スイングが終了したがあまりにスムースすぎて今スイングしたという記憶がなかった

ボールはどこに飛んだか全く分からない

ただ心地良かった

 

昇格試験を受けた

論文と知能指数を測るような類の2つの試験だった

論文は何の迷いもなくテーマに対して湧いて出てくる自分の考えを書きなぐった

最高のS評価を得た

知能指数的な問題はいわゆる問題数が多く多岐に亘っていて全てを時間内に終える

ことはほぼ無理なタイプだ

例えば8人座っているテーブルがあってA君の左がB君で・・・ではC君の右は誰

ですか、あるいはこの立方体を分解するとどの形になるかといったようなものだ

この類の問題は詰まると焦る

何しろ時間がない

これも何の迷いもなくただ淡々と解いていった

自分で不思議だったのは詰まりそうな問題を直感的に避けていけたことだ

これもS評価を取った

心の中では分かっていた

瞑想の効果だと