めいそうえっせい

色々と心のままに

2020-01-01から1年間の記事一覧

慣れる時間と「一日暮らし」

大好きな白隠さんの師は、道鏡恵端という法名の禅僧だ 長野県飯山市の正受庵というところで80歳で入滅するまで孤高の修行をされた 恵端の残した、一日暮らしという有名な言葉がある。 「・・如何ほどの苦しみにても一日と思へば堪へ易し・・一日一日と務むれ…

天の声について 中村天風氏の修行より

天の声を聞けと言われた天風氏 何のことか分からないが、滝の轟音響くいつもの場所で天の声を聴こうと 必死に努力する いつまで経っても聞こえない 今まで耳に心地よく響いていた鳥の囀りですら邪魔になってくる これが日々繰り返される 一日中座っているの…

地の声について 中村天風氏の修行より

おおいみつる氏著作による「ヨーガに生きる」だったと記憶しているが 若い頃の中村天風氏が病に斃れ、治療を求めて諸国を巡るも叶わず 帰国の途につく船の中で、聖者カリアッパ氏に邂逅し、インドまで ついていって修行すると言う実話に基づいて描かれている…

一人旅で気づいたこと

今回の一人旅で気づいたことはたくさんあるが 特に思ったのは 一人旅とは、誰か(あるいは大勢で)と行く旅行とは全く異なると言うことだ 旅行にはそれぞれ目的がある 観光、食事、アクティビティ、共に過ごす人との楽しみ、そして出会い 旅、特に一人旅にも…

一人旅に行ってきた 長野飯山編

魚津に泊まった翌日、長野の飯山に向かった 向かったというより、東京までの帰り道の途中だが 飯山には、正受庵というある禅僧が修行した庵がある ここにはずっと行きたいと思っていた この旅の目的の一つだ 朝から降り続いた雪で飯山の町は一面の雪だった …

一人旅に行ってきた 富山魚津編

一昨日、二泊三日の一人旅から戻ってきた なかなか面白い旅だった 発見と気づきがあった 初日は、北陸新幹線はくたかで糸魚川まで行き、昼飯を食ってのんびりと 在来線で魚津を目指す さすがに新幹線はガラガラ 軽井沢までは天候も良かったが、上田あたりか…

自転車で転倒した

今朝、隠居部屋に来る途中で自転車で激しくコケた 自分が悪い あることを思い出して女房に連絡しようとスマホをいじったのがいけない ちょうど下り坂に差し掛かっていたのでスピードが出る 左手にスマホを持っていたから右手のブレーキを思わず強くかけてし…

鶴太郎さんの話

上岡鶴太郎さん 元々は芸人なんだろう 上岡というから上岡龍太郎さんの弟子かな 小森のおばちゃまとかのモノマネなんかやってたな いつの間にか絵かなんかで芸術的センスがあると言われ、そうこうしてるうちに ヨガの達人になってしまった(らしい) 伝聞で…

孤独を感じるとき

コロナの影響によって最も孤独感を感じるのは驚くことに若い世代らしい 年寄りは社会生活そのものと距離が元々あるせいであまり感じないのかも 自分の高校、大学時代を思い出してもしあの頃今年のような状況になったら どう思っただろう 学校に行けない、友…

欲、欲、欲からの愛

このブログを始めてからこんなに間隔が開いたのは初めてだ 理由は脚本コンクールの締め切りが迫っていたからだ 今回は力作だ 載せられるのならこのブログにも載せるつもりでいる (どうやって載せたらいいかわからない) いよいよ富山〜長野一人旅が近づいて…

こんな寒々しい日は死を意識する

今日は急に冷え込んだ 隠居部屋も寒い なので家から車で遠赤外線ヒーターを持ってきた 大正解だった なかったら寒くていられない 陽があるときはいいんだが今日みたいな曇り空だとどうしようもない 寒々しい曇り空の時は色々と頭を過ぎる 今還暦、20年もし…

少しずつ離れていくのを感じる

会社の仲間とゴルフに行った みなバリバリの現役だ 3月に辞めてから初めて会う者も数人いる 皆が聞いてくる 何をしているのか 働いているのか 毎日家にいるのか 今までは適当な返事をしたものだがそろそろいいかなと思ってきちんと答えた 瞑想の教師を目指し…

ドトールでの何気ないこと

隠れ家というか隠居部屋に来るようになって早8ヶ月目に突入している よくあの暑い夏をエアコンもなく乗り切ったなと自分に感心もするのだが 近くにドトールがあったことも大きな要因だ 自分は必ずアメリカンのMを頼む 注文を変えたことはなく一度だけサンド…

瞑想に対する知的理解

瞑想というものはとかく日本では誤解されやすいことは承知しているが 本来純粋なテクニックである いわゆる技術である それが宗教的要素と結びつき変な方向へとねじ曲げられることがある なぜそのようなことになりやすいかを考えてみるに 瞑想中もしくはその…

懐かしい方々と触れ合い人生を考えてしまった

今週、月、火と二日続けて懐かしい人と再会した 月曜日は20年以上前にいた地方都市で知り合った人たち3人だ 不思議なことに今は皆東京(一人は横浜)にいる 一人は同い年で定年し現在再就職活動中 二人は現役で50前後 つい楽しくて飲み過ぎた 火曜日は…

札幌の旅

久しぶりに札幌に行ってきた もう20年も前になるが当時は札幌で仕事をしていた その時の仲間が誘ってくれたのだ コロナの新患が増加していたので躊躇いがないではなかったが しっかりと対策をしていけばと言う思いだった 懐かしい面々が顔を揃え賑やかな宴…

瞑想修行の日々

今朝の瞑想は久しぶりに深いものだった 面白いもので瞑想の体験と自分の心身の状態が完全に相関するかと言うと そうでもない たしかに体が非常に疲れていたりすると深い眠りに落ちてしまうし心配事などを 抱えていると雑念だらけになったりもする ただ瞑想前…

久しぶりの墓参り

正月以来の墓参りに実家に行った 親父の墓所、親父方の墓、母方の墓を回った 親父が死んで10年になる 今頃どうしているだろうか 輪廻転生を疑わない自分としてはすでにどこかで生まれ変わっていることだろうと思う どこかで新たな肉体を得て新たな(同じか…

楽しもうとする気持ち

何につけてもそれをどう見るかで大きく変わる どういう視点をとるか 楽しもうとすれば楽しめる 嫌だなと見れば嫌なものになる そして自分がそこに何を注ぎ込むかで全ては変わってくる 人生を謳歌する秘訣はそういうところにあるのかもしれない 地位や名誉や…

筒美京平氏を知った

齢80にして逝去された筒美京平氏のことを初めて知った 凄い作曲家だったんだな ニュースで見たが自分の作りたいものより売れる(ヒットする)ものを作るという 言葉だ 作りたいものが出来た喜びより売れる喜びを取ったというような表現 これぞプロの面目躍…

心の欲求と瞑想 受容するということ

ゴルフを例にとってみよう 170ヤード、パー3 自分の今の実力だと5アイアンで届くかもしれない しかしきちんと当てねばならない ニアピンがかかるので少なくともグリーンには乗せたい あいつに勝ちたいあるいは◯◯で回りたい いいボールを打ちたい 欲求は…

心の欲求と瞑想 受容するということ

今朝の瞑想は久しぶりに雑念だらけだった だから機嫌が悪い 悪いことを自覚しているが まあ多少なりとも成長の跡が見られるのは機嫌が悪いのでそれを 意識の外に追いやる(無視する)という選択をしているくらいか 自分と戦っても勝てないから あるがままに…

心の欲求と瞑想

心は感覚器官から得られる情報を元に欲求という方向性を取る事は前回書いた 欲求に沿ってコロコロ変わる 故にココロ 心の欲求という観点から瞑想をすることで何が変化するのか 今抱いている欲求はどういう欲求だろうか 大して腹が減ってもいないのに食べると…

不眠症?からの立ち直り

昨晩めちゃくちゃよく寝た 不眠症と思ってたのは何だったのかというくらい 何らかの大きなストレスが解消されるプロセスだったのか 本当に不思議なもんだ でも規則正しい生活は大切だということを改めて学んだ 前回も書いたが不眠症というのはなんらかのきっ…

不眠症で改めて知る瞑想の凄さ

ここ数日よく眠れない 実はこれはしばらく前から感じていたことだ リタイアしてやることがないと外出が億劫になる 自然と家に篭りがちになる まあそれを避ける意味でも隠れ家を借りてるんだが 最初はよく目が疲れた モノ書きをしているためパソコンをしてい…

遊びの達人

遊びの達人になりたいなと思った 融通無碍という言葉があるが自分の中では遊びの達人のイメージに近い 本質的なところで自由 何にも囚われるところがない 何をしても楽しい 遊びが楽しいものだとするなら全てが遊びになる 人生のすべてが遊びになったら多分…

瞑想修行の日々

瞑想による修行は素晴らしい 瞑想そのものも素晴らしいのだがやはりそこから得られる洞察が何より素晴らしい つまり知識だ 自分は勉強不足で瞑想法なるものがどの程度の種類あるのか皆目見当がつかない ただ自分の内側に入れればいいわけだから自分に合った…

定年後の生活

久しぶりのタイトルだな カルチャースクールに誘ってくれた友人とスクールが終わってから軽く食事をした 彼が8月から再就職で働き始めた会社の給料を見せてくれた 8月1ヶ月でなんと35万だった 彼は時給2,000円のパート社員なのだがほぼ丸々1ヶ月間…

とうとうカルチャースクールへ3

まあ要は習い事は性に合わないということ なんだが 小説を書く友人が秋から始まるカルチャースクールに行こうと誘ってくれた せっかく誘ってくれたモノを無碍に断るのも忍びない そこでまあお付き合い程度で行こうかと 小説関連のスクールだ 月一なのでそれ…

100本記念

なんと前回で投稿数が100本になっていた ちょうど半年だ 我ながらよく続いたもんだ で、肝心の瞑想修行はどうか 修行が進んだ実感はあまりない なので偉そうなことは言えない もしこのペースが続いたと仮定すると1000本に到達するには 60ヶ月つまり…