めいそうえっせい

色々と心のままに

定年後の生活

久しぶりのタイトルだな

 

カルチャースクールに誘ってくれた友人とスクールが終わってから軽く食事をした

 

彼が8月から再就職で働き始めた会社の給料を見せてくれた

 

8月1ヶ月でなんと35万だった

 

彼は時給2,000円のパート社員なのだがほぼ丸々1ヶ月間缶詰で研修があったので

多くなったらしい

 

すごく嬉しそうだった

 

確かにお互い大学卒業して同じ会社に入りお互いが還暦を迎えるまで40年近く

働いてきたわけだ

 

違う会社から給料を貰うなんてことはもちろん初めての経験だし

 

もっといえば社会で役に立っているという証?でもある

 

定年してから様々な人々に会ってきたがどうも共通認識がありそうだ

 

それは働いている奴が偉いというものだ

 

自分みたいに働いていない人間に対しては彼ら(現役や再就職組など)は

少し小馬鹿にしたような目線と発言をする

 

心の声が聞こえてくるようだ

 

(ああ暇なんだろうな)

 

社会の脱落者のごとき雰囲気だ

 

でも確かに日本ではそうなのかもしれない

 

だからみんな仕事にへばりつくんだな

 

ようやく分かったよ

 

政治家しかり、経営者しかり、大学の講師しかり・・・

 

今年7月に定年になった昔の友人が言ってたもんな

 

仕事しないと社会から分断されるって

 

ではアーリーリタイヤって考え方はどうなる

 

例えば若くして起業して40や50で会社売っ払って何十億みたいな資産を手にして

ハワイやらどこかに移り住んで毎日海で遊ぶ奴らは

 

これはこれで皆羨ましいんだろ

 

要は自分のやりたいことがやれて経済的に自立できていたらいいんだろ

 

自分はハワイに行きたいわけでもないし(行ったことがないからね)海で遊びたい

わけでもない(海は怖い)

 

社会がどうたらという奴らは結局自分のやりたいことなどなくヒマが怖く家で邪険

にされて居場所がなくなるのを恐れているんだろ

 

怖いから仕事や会社(組織)に依存してるんだ

 

ということが段々分かってきた(経済的な理由は別にして)

 

もちろん自分にもそういう面は少なからずある

 

そりゃそうだ、38年も会社で働いてきたんだもん

 

でもこのブログを立ち上げた時から自分の新たな人生はスタートしたんだよ

 

一人の人間として還暦以降をどう生きていくのか

 

 

社会や組織に依存せず自分自身が真にやりたいことやあるべき姿に向かって

前進すること

 

いわゆる自立だな

 

先の35万もらった友人には悪いがちっとも羨ましくは思えなかった

 

もちろん彼を傷つけたくはないのでそうは言わなかったが

 

彼は代償行動をしているのだ

 

もう還暦だよ

もっと自分たちは本当にやりたいことをやろうじゃないか

お金はもういいだろ

 

いつかそう言ってあげよう

そして彼もそれがわかる時がくるだろう