めいそうえっせい

色々と心のままに

2024-01-01から1年間の記事一覧

欲望のパラドックス 2

お金は欲望と繋がりが強い 今こそお金への希求が叫ばれる時代はかつてなかったのでなかろうか 自由主義経済という名の下に、資本家が大きな富を蓄える 富の行き過ぎた偏在は社会をねじれさせる 持たざるものの不満のマグマは膨張の一途である お金はパワーで…

欲望のパラドックス 1

欲するものを簡単に手に入れられる場合とそうでない場合がある 猫の額ほどの庭に、ソヨゴが雌雄で立っている 常緑で葉が風にたなびく感じが好きなのと、居間の窓から隣家の視線が気になるので目隠しにもなるしと思い植栽したものである ところが肝心の視線の…

デモンズソウルと井上尚弥

デモンズソウルという元祖死にゲーのPS5版を始めてしまった この歳でゲームかと言われそうだが、年寄りには麻雀などと同じく、頭と指先を使うので悪くないそうだ 実は以前、PS3でやって最後のボスに勝てずにそのままにしていた悔しい思いもあった あれから、…

ミツバチのささやき

瞳を閉じてに続いて、ビクトルエリス監督のデビュー作である「ミツバチのささやき」をアマゾンで見た 通常画質版でも2000円したので高いなあとは思ったがどうしても見てみたかった 1940年頃のスペイン内戦後あたりの時代を描いているとのこと 内戦で…

瞳を閉じてとお金本

つい先日、ビクトルエリせ監督作品「瞳を閉じて」を観た。 小説仲間に感化されたからだった。 3時間に及ぶ長い映画だった。 正直、僕にはよくわからず、退屈でその前の日にゴルフをしたせいもあって、何度か眠りそうになったほどである。 主人公は映画監督…

投資3

でも僕にはそれほど時間がない 本来なら30年くらい欲しいが無理かもしれないし、その時生きていても資産は自分ではなく子供や孫に残すのが関の山である よく言われることだが、心配性の日本人は常にため込んで使わない 僕にもその傾向がある でも待てよ 8…

投資2

もちろんそれまでには自社株や他にも何度か株を売買したことはある 数十万儲けたり少し損したりという一般サラリーマンレベルの話である 株は精神衛生上よくない 上がったら落ちる恐怖に駆られるし、下がったら見るのも嫌になる 小心者なのだろう(僕だけで…

投資1

株が高い 日経平均はとうとう4万円を突破した 僕が投資に興味を持ったのはあと数年で定年になる58歳の頃だったから今から6年ほど前になる ある日ふと考えがよぎったのだ 老後ってどうなるのかと すでに老後2000万円問題とか言われていた頃でもある …

日本の食とインフレから考える世の中

これほど美味しくバリエーションに富んだ食が可能な国ってあるだろうかと改めて思う 最近は色々と値上がりしてしまっていてそうそう簡単には手が出ないものもあるにはあるが 例えば町中華 僕は町中華が大好きで、ある店に週一程度には行くが、880円で食べ…

思考に関する考察

思考とはえてして自分勝手なものである しかもふらふらする ふらふらするという意味は、一つにはあれやこれやと価値判断しながら彷徨うということであるし、もう一つは過去や現在や未来を行ったり来たりするということでもある 例えば投資を例にとってみよう…

日本の政治と松本人志問題

日本の政治と松本人志問題はその権力構造と閉鎖性において近似する 異なるのは外圧の有無だけである 前者に外圧、つまり選挙がなく、後者には文春という外圧があった 政治において国民は選挙という手段で外圧を働かせうるが、変化をよしとしない高齢化社会と…

年頭におもう

なんだかんだと言いながらすでに1月も中旬になってしまったのである 今、東の小窓には、淡いブルーバックの空に綿菓子のような雲が流れている 静かで平和そのものである ところが、こうしている今も世界では戦争があり、誰かが犠牲になっているし、日本では…