めいそうえっせい

色々と心のままに

一人旅に行ってきた 富山魚津編

一昨日、二泊三日の一人旅から戻ってきた

 

なかなか面白い旅だった

 

発見と気づきがあった

 

初日は、北陸新幹線はくたか糸魚川まで行き、昼飯を食ってのんびりと

在来線で魚津を目指す

 

さすがに新幹線はガラガラ

 

軽井沢までは天候も良かったが、上田あたりから冬景色になる

 

日本は強い冬型配置になるようで、北陸や内陸には大雪警報が出ている

 

雪は決して嫌いではない

と言うと雪国の方に叱られそうだが

 

札幌生活三年間で雪には相当慣れた

家の雪掻きだけではなく、出張生活故の北海道の冬の厳しさはそれなりに

味わったつもりだ

 

二度ほど雪の運転で死にかけたこともある

 

一度は、道央自動車道を札幌から岩見沢で向かう朝8時ごろ

ずっと雪は間断なく降り続いてはいたが、突然強いブリザードになり、全く視界が

失われた

 

白一色の世界

 

何も見えない

 

ただ車だけは走らせないと追突される

 

このような際には大体30キロ前後でゆっくり走るのがルールとされているが

ルールでなくてもそうせざるを得ない

 

時折、右側の追い越し車線をトラックなどの大型車両が大きな音と雪を撒き散らして

追い越していく

 

追い越される瞬間、生きた心地がしない

 

救いは道路が真っ直ぐであると言うことだけ

 

どのくらい走っただろう

 

もうすぐ岩見沢と思われるところでふと前の車の赤いテールランプが目に入る

 

距離は二メートルあるかないかだろう

 

思わずブレーキを踏んでしまい、路面が凍結しているせいで、車はスピンターンの

ごとく一回転しガードレールに接触し停車した

 

完全に逆方向を向いている

 

前(後方)から大型トラックと思しきライトと車体が見える

 

必死にパッシングをし、トラックは横をすり抜けた

 

もう一度は、小樽

 

小樽は坂の多い街だ

 

やはり路面が凍結していて、細い坂道を降り始めるたらブレーキが効かない

 

前方には車が行き交う国道がある

 

一瞬パニックになったが、どうしようもないので思い切って道の横の雪壁に車体を

激突させて止めた

 

雪で話が逸れた(いつものことだ)

 

糸魚川で降り、駅から程近い定食屋で、糸魚川ブラック焼きそばを食べた

 

イカ墨で黒いのだが濃厚な味わいで旨い

 

糸魚川からは、えちごトキめき鉄道で泊まで

 

ブルーの一両編成だ

 

冬の日本海の荒涼とした景色が続く

 

泊からはあいの風とやま鉄道で魚津まで

 

魚津には15時くらいに到着しそのまま駅前の宿に入る

 

暖房を最高にするが部屋が寒い、冷え切ってしまっているのだろう

 

とりあえず熱い風呂を入れ体を温める

 

その後、瞑想し一眠りする

 

友人が来たのは20時を少し回っていた

 

二人で宿の下にある和食屋で遅い食事を取る

 

30年来の友人だが、会うのは20年振りになる

 

懐かしい会話も弾み、立山の燗酒をいただき、美味しい魚料理に舌鼓を打つ

楽しいひと時だった

 

この友人も以前瞑想を勧めて実践している一人だ

 

今も続けているらしい

 

なかなか仕事が忙しく朝は出来るが、夜は出来ないことが多いとのこと

 

なんとか工夫してやった方がいいよと言うと

 

朝一回だけでも全然違います、一時期2ヶ月ほど瞑想をしなかった時には

やたらトラブル続きだったのが、再開したら全然違って驚いたと

 

うん、そうだろうがやはり1日2回、規則的にやりなよと念を押した

 

部屋に戻ったのが22:30くらいだったが、結局自分の部屋でまた語り合い

寝たのは結局24時を回っていた

 

さあ、明日はいよいよ念願の飯山、正受庵だ