めいそうえっせい

色々と心のままに

自転車飲酒運転 大反省の巻2

続きです

 

気づいたら朝6時くらいになっていて、白々と夜が夜が明けてきている

 

よし、もう一度探しに行ってみようと、着替えて自転車に乗り込んだ

 

気が焦るんだ

 

暗いうちならまだしも、明るくなってきて人々が起き出し、動き出す時間になってきている

 

拾われてそのまま持っていかれたらどうしよう

 

自然と漕ぐ足に力が入りスピードが上がる

 

幹線道路が見える

 

あそこを早く渡りたい

 

ところが数十メートル手前で赤信号になる

 

ここは基本が自動車優先のため信号待ちの時間が長い

 

イライラする

 

ようやく青になりダッシュで駆け出す

 

しばらく行くと今度は踏切に差し掛かる

 

ここも遮断機が下りていて、上下とも信号がついている

 

こんな朝になんでと思うがどうしようもない

 

ここも随分待たされる

 

そしてこれはダメだと思った

 

全ての流れが悪くスムーズに行かない

 

どこかに無理がある

 

自然の流れに沿っていないのだと思った

 

だから抵抗がある

 

でも全ては自分が蒔いた種なんだ、自分が刈り取るしかない

 

多分今から探しても見つからないだろうと思った

 

やっぱり見つからず憔悴して家にまた戻った

 

時間は7時近くになっていた

 

とにかくもう一度最初からやってみようと思った

 

i Croudからだ

 

ふと思いつきあるパスワードを入れた

 

入れた!

 

すると位置情報が立ち上がり、マップ上に僕のスマホの場所が表示された

 

あった!!!

 

確かにこの辺りを走っているはず

 

ということはまだそこにあるんだ

 

大体の場所を頭に入れ、連絡用にとカミさんのAndroidスマホを持って、自転車で飛び出した

 

あってくれ、頼む、あってくれと念じながら

 

またあの幹線道路に差し掛かる

 

するとピッタリ青に変わる

 

そして踏切は開いている

 

いけるかも知れない

 

見つかるかも知れないと思った

 

思わず神さまにお願いした

 

大体の場所に着いたが見つからない

 

目指す場所としてコインパーキングがあったがその周りをぐるぐる探し続ける

 

すぐ隣に大きな団地のようなマンションがあって、朝、ゴミ出しをする人たちが多くて何となくこの人たちの誰かが拾ったかも知れないと思ったりする

 

道路脇の植え込みとかも見て回るがどこにも見当たらない

 

もう拾われてしまったのかも知れないと思う

 

一旦家に帰ろうかと

 

そこでまたパソコンで確認してみようかと

 

そこでふと思いつく

 

確かiPhoneなら探せるはずだ

 

娘にライン電話すると寝ぼけた声で出る

 

事情を話してiCloudで探してもらうとまだその辺りにあるよと言う

 

もう一度娘が言った辺りを目を皿のようにして見て回るがやっぱりない

 

すると、娘が、あれ、動いたと言う

 

続き