トランプが返り咲いた
僕はトランプが好きではない、いやむしろ嫌いである
なぜなんだろうと考えてみた
あれほどの自分第一主義を貫ける強さが羨ましく、かつ妬ましいのかもしれないと気づいた
あるいは自分の中に同じような資質があって、磁石のSとSが反発するようなもので、生理的嫌悪を催すのかもしれない
でもどうこう言ったってなったものはしょうがない
アメリカも世界も日本もどうトランプに対峙するかがこれから問われる
それにしても良識はいつ死んだのか
どれほどカッコつけてるとか、偽善的だとか言われようが、人間には基本的に良識なるものが備わっているのではないのか
だからこそ線路に落ちた人や、溺れている人を見たら考えもせず飛び込めるのではないのか
トランプなる人間は、そのような人(助けを求める人も助ける人も)をせせら笑うのではないのか
彼は、アメリカどころか、世界の王として君臨したいのだろう
その先は神だ
しかし、僕はこう思う
人間としての王にはなれるかもしれないが、神になろうとした瞬間、トランプはトランプ自身のカルマによって自らを滅ぼすに違いないと