めいそうえっせい

色々と心のままに

新たなメンバー

エッセイの会に新たなメンバーが増えそう

 

増えそうというのは、メンバー全員(と言っても4人だが)の了解がまだ取れていないから

 

新たなメンバー候補は、Nさんと言って同じ小説講座の受講生である

 

彼は僕の友人が主宰するオンライン小説合評会のメンバーであるが、先日、ある機会で飲むことになった

 

年齢は僕たちよりいくつか下で現役のビジネスマンだが、非常に物腰の柔らかい感じのいい人である

 

彼の書く小説はほんわかした雰囲気の良い話が多い

 

彼の人柄を表しているのだろう

 

そして思いのほか酒豪でもあった

 

自分たちの作品をああでもないこうでもないと語り合うのはとても楽しいものだ

 

褒められれば有頂天になる

 

貶されればムキになる

 

どちらも楽しい

 

最近思うのだが、小説にしろエッセイにしろ、書く人の数だけスタイルがあるように思う

 

同じものは二つとしてない

 

だからこそ面白い

 

時折どこかで見たか読んだかしたことがあるなあと思ったりもするが、それがたとえ誰かの模倣であったって構やしない

 

どんなものも模倣で上手にもなる

 

最初に通った小説講座の先生は、僕の書いた初期の作品を、村上春樹さんの何とかという本の影響を受けているかのように評した

 

僕はもちろんそんな本を読んではいなかったが、せっかくなので読んでみたが、何から何まで違っていて驚いた覚えがある

 

その先生を否定するものではなく人というものは印象で捉えがちなんだろう

 

そのN氏とは奇遇なことに同じ路線の住人でもあって比較的近い

 

駅で言えば数駅なので実際のところ駅間は数分といったところだ

 

なので彼が新たなメンバーになってくれるのは僕にとってとても嬉しいのだ

 

さらに嬉しいことに僕の小説を少しばかり評価してくれているみたいなのだ

 

僕は書いている時も好きだが、誰かに読んでもらって感想を聞くのも好きだ

 

手厳しい批評に落ち込むことも多い?が、少し時間を置いたりするとまた新たな創作意欲にもつながる

 

もっと多くの人に読んでもらいたいと思うがそのハードルを本気で飛び越えるつもりがあるかと問われるとまだそこまでの熱い思いはない

 

でもいずれはそうなりたい

 

僕は今、長編の企業小説を書いているが、それをNさんに話すと、自分もいずれ書いてみたいと思うと言った

 

何十年も過ごした会社でのことを小説にしたいと思うのはごく自然なことのように思える

 

Nさんとは長いお付き合いをしていきたいと思う

 

少しずつでもこうやって輪が広がるのは本当に嬉しいことだ