めいそうえっせい

色々と心のままに

春一番と希望と口角を上げること

今日の風は春一番

 

このような優しく強い風が吹くと希望という言葉が思い浮かぶ

 

希望という言葉には不思議な力がある

 

希望なんかどうせ叶わないさと思ってみたりもする

 

それなのにいざ希望を持とうと思うと前向きな気持ちになるから不思議だ

 

そう思っただけで意識がターンオーバーする

 

パンと切り替わる

 

いつでも可能な魔法の言葉だ

 

夜中ふと目覚めることがある

 

何だか理由もなく不安になることもある

 

それが人間だし別に悪いことでもないと思う

 

そんな時目覚めた理由や不安になる原因を探ろうとついしてしまう

 

そうしている自分に気づくとそれを希望ならどうなると転換させる

 

あら不思議

 

あれやこれや希望が出てくる

 

気分が良くなる

 

秋の夕方とかに吹く冷たい少し乾いたような風をなんというのか知らないが(歳時記でも繰ればいいのかもしれない)いわゆる郷愁を誘いもの悲しくなる風だが、あの風には人を後ろ向きの感情にさせるマイナスの要素があるのだろうとずっと思っていた

 

でもモノを書くようになって違うことがわかった

 

全ての風は希望への出発点だ

 

春には春の、夏には夏の、秋には秋の、冬には冬の

 

風に何かを感じた時は希望のサインだ

 

そう、いつだって風は吹いている

 

そんなことを思いながらスーパーで買い物をしていたらもう一つ気づいた

 

ちょうどお年寄りの買い物客とすれ違う時に

 

マスクで見えないが口角を上げてみたらどうなるだろう

 

嬉しくも面白くも何ともないがやってみた

 

不思議だ

 

優しい気持ちになる

 

心が安らぐ

 

挙動が幾分ゆっくりとなる

 

視野が広がる

 

なんでだろう

 

感情を逆再生しているためか

 

五感で感じ、楽しい、面白いと感じると自然と口角が上がる

 

それを逆回しして口角を上げると自分は楽しい、面白いと錯覚して五感が捉えそれを脳に伝えるのか

 

まあ分からないがやってみる価値はあると思った

 

これも希望の効果かな