最近、愛についてよく思うようになった
愛ってなんだろう
なんとなく感情の一つとして捉えているような気がするが
喜ぶ、怒る、哀しむ、楽しむ、、、そして愛する
愛と恋とはどう違うのか
恋は異性に感ずるもので愛の一種なのか
自分を愛するとはいうが、自分を恋するとは言わない
つまり、〜を、と、〜に、だ
「を」と「に」の違い
ネットで調べてみると色々出てくる
「に」は方向性を持つ、対象舞台を含むとか
「を」はもっと全体性を持つようだ
勝手な解釈をすれば、「に」恋するとは、愛が恋という明確な方向性と舞台(場所や見た目や時間軸を含む)を持った言い方ではないだろうか
そして「を」愛するとは、より普遍性(変わらない、場所や見た目や時間に左右されない)を有しているように思える
恋は有限、愛は無限と言い換えても良いかもしれない
人間の自然な感情からして、恋が愛から発しているのは誰もが否定しないだろう
昔の初恋の人を思い続けると言う恋心は、当時の場所や環境、その人の見かけ、言葉、自分の置かれた状況などと密接に結びついた感情である
昔、愛した人と言う場合、今は愛がなくなっている意味だが、多分これは正しい愛の使い方ではないと思える
なぜなら愛は普遍的だから
愛していたのがなくなると言うことは、愛そのものではなく、変化するもの(普遍的ではないもの)を愛していたからに他ならない
例えばその人の見かけ、地位、お金、優しい言葉、態度など
それを愛と勘違いしていただけ
こうしてくれたら愛する
してくれないなら愛さない
これは愛ではなく取引だ
愛と呼べないそのような愛しか知らなかった
愛を本当の意味で知り経験したい
これが人の持つ根源的欲求ではないだろうか