めいそうえっせい

色々と心のままに

孤独について

何度か孤独について考えてきた

 

コロナで人と人との接触機会が減少し、特に若者には孤独に悩む人が増えているそうだ

 

心の相談ダイヤルみたいな窓口にも多くの声が寄せられるらしい

 

自分だってそうだ

 

仕事しかしてこなかったし友人が多いわけでもない

 

地域のつながりなんかも皆無だ

 

元々がシャイで人見知りだしどんどん人の輪に入っていけるタイプではない

 

酒でも飲めば別だが

 

自分のようなタイプの日本人は多いのだろう

 

テレビで韓国のニュースなどを見ると同じ東アジア人種として驚かされる

 

感情を丸出しにして泣き笑い叫ぶ

 

ある意味羨ましい

 

中国人なども大陸的で何だかおおらかな感じがある

 

でも今更隣国を羨んでいてもしょうがない

 

日本人だって心を開けば親しくなれるし基本的に純粋で誠実で良い人が多いと思う

 

ただ心を開くことをまずは恐れる

 

裸の自分が受け入れられるかどうか心配なのだ

 

好きと言って断られるのを怖がって言えないのと同じ

 

もう10年以上前になるが駅から家に帰る途中のスナックに馴染みになったことがある

 

週に一度か2週に一度くらいか

 

だんだんママや常連客に顔を覚えられていくとなかなか離れ難くなっていく

 

いつも入り口に一番近い席に初老の男性がいた

 

興が乗るとカラオケも歌ってた

 

今思うとあの人は孤独だったのだな

 

あのスナックに来るのが唯一人と話す場所だったと思う

 

あの頃自分は現役でバリバリ仕事をして全国を飛び回るような毎日だった

 

孤独など考えもしなかったし無縁だった

 

しかしよくよく考えてみると実はあの頃から孤独だったのだ

 

自分は小さい頃から孤独だった

 

肝心なのは孤独を善悪で定義しないこと

 

孤独は寂しいとか辛い、あるいは哀しいという「感情」とイコールではない

 

孤独はありようだ

 

孤独そのものは感情とは無縁だ

 

感情は自分の選択で変えられるというのが自分が瞑想によって学んだ一つである

 

孤独を負の感情に結びつけない

 

今、これを書いている自分は一人でありまさしく孤独以外の何物でもない

 

侘しさ、寂しさ、もの哀しさと言った感情と結びつけられる状態(ありよう)にある

 

では自分は孤独でありながらそのような負の感情を選択するか

 

自分がそのような感情を選択しないで済む方法はないか

 

逆にポジティブな感情を選択できるのはどういうことや方法がありうるか

 

色々試してみるといいかもしれない

 

新たな自分の発見への旅だ