めいそうえっせい

色々と心のままに

FIREについて

またまたお金と自由に関してだけど、最近よくFIREという言葉を耳にするな

 

綴りはどうでもいいけど、要は、若い人がお金や仕事に縛られずに、早期にリタイアして自由に暮らすって意味だと解釈している

 

んでもって、このFIREには、投資によるリターン、つまり不労所得的な意味合いがとても強いように感じる

 

一時、サラリーマン大家さんなんて言葉があって、確か本か何かも出てたように覚えているけど

 

早い話、ある程度まとまったお金があればそれを元手に投資して、そこから得られるお金であくせく働かないで人生を謳歌?しようってこと

 

いつ頃だろう

 

もう三十年も前になるかな

 

まだバブルが弾ける前のこと

 

同い年で会社は違うけど仲の良い友人がいたが、彼がすでにこの考え方を持っていたな

 

つまり不動産投資というと聞こえはいいが、当時は、不動産転がしとか行って揶揄されてたような記憶がある

 

不動産の価値がどんどん上がっている今の韓国のような状況だったから、当時は金利が5%くらいはあったけど、ローンで買って半年もすれば売っても、値上がりしてるから儲けが出るって感じだった

 

株で言うところのキャピタルゲインってやつ

 

この反対はインカムゲインというらしい

 

今は不動産の値上がりはほぼ期待できないから、家賃を得るというインカムゲイン志向になっていて、株でもそうだけど、配当金や株主優待などを目的とするように変化してきているようだ

 

で、その友人は、スキューバダイビングが趣味で、なんと日本潜水士の免許まで持ってたから毎年、奥さんと世界のダイビングスポットに行ってた

 

だから彼は、仕事なんか早くやめて、自分の好きな趣味をして暮らしていきたいっていつも言ってたんだな

 

では彼は肝心のFIREをしたか

 

しなかったんだな

 

彼は不動産を転がしたお金を元手にある事業を始めた

 

元々商才があったので上手くやったと思う

 

そして今もそれをやっている

 

僕も若い頃、仕事を辞めたい時期が何度かあったし、その頃FIREなんて聞かされたらそれこそ飛びついたかもしれない

 

もう一人の友人

 

彼は元同僚で今も付き合っている一人

 

ハワイが大好きでコロナが流行る前は毎年一人でハワイに行くくらい

 

彼も会社を55くらいでリタイヤして事業を始めた

 

歳食ったらハワイでのんびり暮らしたいってずっと言ってた

 

でも行かないんだな

 

もう行ってもいい歳なのに

 

一人で始めた事業に悪戦苦闘しながらも頑張って続けてる

 

インディアンだったかな?長老の話が大好き

 

開拓しにきた白人が、村の大木の下で座っている長老に言った

 

ここを売ってくれれば大金を払います

 

そんなお金もらってどうすればいい

 

もっとのんびりした暮らしができますよ

 

もうのんびりしてるよ

 

これがFIREの極意じゃなかろうか