今朝、古い友人と一時間も長電話した
してしまった
男というものは、年取れば取るほど、電話の時間が短くなるというのが僕の意見なんだけど例外もあるようだ
もともとの話は、彼が札幌から福岡に引っ越す話だったのだけど、そのうちに、互いの近況の話からいわゆるジジイあるあるになって盛り上がってしまったのだ
体のあちこちに原因不明の異常が出てくる、小さなことが気になる、誰々がああなったこうなった・・・
きっかけは、僕が、老後は真剣になれる趣味と気の置けない友人と健康の三つが一番大切じゃなかろうかと言ったのがきっかけ
そこから彼が樹木希林の話題を持ち出してあのように歳を取りたいと言い出した
確かにその通りだ
歳をとるのを面白がるなんてのを彼女は言っていたなと
しかし、色々あって、昔は気にもならないようなことが、時間があるがゆえに頭の片隅から離れないってことないかいと言うとその通りだと
仕事をしているとそっちが生活の80%くらいは占めているからちょっとした心配事などは頭を掠めることもないけど、有り余る時間があると、ついついそっちに気が回ってしまって余計なことまで考えちゃうよねと
確かに確かに
あと運動不足にもなりやすいからどうしても夜の眠りが浅くてふと目が覚めて余計なことを考えちゃうとかね
そうだそうだ昨晩もそうだった
結構年下の知り合いから電話があって、彼の奥さんが厳しい病気になってしまって電話口で泣き出した
でもそういう他人に言えないようなことを言ってくれる人がいるっていいね
男はさ、カミさんには言えないこといっぱいあるよね
そういうとき何でも言える聞いてくれる友人が一人でもいるといいよね
そうだそうだ
まあお互い離れてるけれど、時々は電話で話そうよ
そうしよう
ジジイの長電話でした