めいそうえっせい

色々と心のままに

大先輩との痛飲と予期しない事件

つい先日、会社の大先輩と飲んだ

 

いや、元々は久しぶりに昼飯でもという話だったのだ

 

彼はもうすぐ76歳

 

何を食べましょうかとなり、やっぱり和食ですかというと、肉がいいとおっしゃる

 

約束は午後2時なので、結局、通日営業している焼肉屋にした

 

色々と体に問題があるらしく、昨年秋から一滴もアルコールは口にしていないと言うのだが、今日は少しくらい付き合うよと小さい生ビールを飲み始めた

 

ところが、それで火がついたのか、焼酎になり、いつしか日本酒になった

 

最初のうち大丈夫かなと思っていた僕も付き合って飲んでいるうちに、まあいいかとなってしまった

 

特に日本酒の冷酒がいけなかった

 

正常な判断を狂わす

 

いや、冷酒が悪いのではなく、単に飲み過ぎの僕たちがもちろん悪いのだが

 

なんとお店に6時間もいた

 

さすがに帰ろうとなって支払いをし、大先輩はトイレに立った

 

ところが戻ってこない

 

店の人がやってきて行ってみるとトイレの前で倒れている

 

結局、救急車を呼び、僕は連れ添って乗った

 

病院に着いて心配な僕はベッドサイドに行こうとするが看護師さんに制止されてしまう

 

酔っているものだから正常ではない僕は看護師さんを振り切って行こうとする

 

結局のところはダメでなぜだか僕はそれに腹を立ててそれならと家に帰ってしまった

 

朝5時に久しぶりの二日酔いで目覚めた

 

大先輩のことが心配になったが連絡の取りようもない

 

大先輩から連絡が入ったのは午前10前くらい

 

結構明るい声で、やらかしちゃったよと言った

 

娘さん夫婦と奥さんが病院に迎えに来てくれたそうで、大失態だと嘆いた

 

僕は大事に至らなかったし、楽しかったからいいじゃないですかと慰めた

 

大先輩は会社を辞めてからと言うもの10年あまり、昔の知り合いと昔話に花を咲かせたことはなかったようで、こんなに楽しいとは思わなかったと何度も言っていた

 

同窓会みたいなものが年に一度とか行われるが、そんな機会に昔話を楽しくするのはそのくらいの頻度がちょうどいいのだろう

 

今も会社関係の友人とは数人付き合いがあるが、基本的には、現在進行形であって、お互いに共通する趣味とか、何かがあっての付き合いであって、会社時代の昔話はほとんどしなくなった

 

人とはそういう生き物なのかな

 

そういえば、大学時代の友人から転居通知のハガキがきた

 

隣の県だがまあまあ近い

 

卒業して以来、一度しか会ってないが、久しぶりに会いたくなったのでメールを入れた

 

たまにはメシでも行こうと

 

楽しくなって飲み過ぎないようにしないと