めいそうえっせい

色々と心のままに

仕事論2

 実は自分もずっと不安を根っこに仕事をしてきた

それが当たり前だと信じ込んできた

 

何かをしないといけない

これをしてはならない

上手くやらないといけない

真面目にやらないといけない

 

どこかあくせくしてバタついていた

周りもそんな感じだった

たまに出来の悪いのがいてそれでもそいつはふてぶてしくて

業績や仕事の捗りが多少悪くても評価が低くても周りからどう

思われているかなんか気にしていないようなやつ

 

ああはなりたくないと思ってしまう

そのようになってはいけないと誰かか何かかから教えられてきた

 

それがいつの頃からか変わってきた

いつなぜどのように変わったのか全くわからない

 

間違いなく気づいたのは不安を根っこに仕事をしても結果は大したことはない

ということだ

 

不安が努力を駆り立てる

その努力によって何がしかを成し遂げるだろう

 

そのことは一つの自信となるだろう

しかしいずれ気づくことになる

不安に基づいた努力自体ができなくなることを

 

その時ではどうすればいいのかにぶち当たる

燃え尽き症候群と呼ばれるものはほとんどこれだろう

 

プロスポーツの世界で成功する人としない人

小さい頃から一生懸命やってきて頭角を現すようになる

大会で優勝しトロフィーをたくさんもらう

注目度が高くなる

友人はもちろん両親や親戚、近所の人など周囲がちやほやする

 

どこかで壁に当たる

それまで好きでやってきたことが苦痛になる

周囲の期待に応えられなくなる

次もダメかもしれないと不安になる

 

不安が更なる努力を駆り立てる

そこから努力が実を結び一流になる人も中にはいる

多くはオーバーワークによって身体が故障したり

不安に押しつぶされてリタイアする

 

一流になるひとは不安を克服した(できた)のだ

不安には実体がないこと

不安を元にしても意味がないこと

自分のやってきたことやりたかったことそれ自身に気づき

本来の姿を取り戻すことができたのだ

 

誰のためでもない

自分のためにやってきたこと

 

そして自分のためが見てくれている人のためにもなっていること

それは期待に応えることだけではなくそのプロセス自体にあること

自分はそのためにそれをしていること

立ち向かっていること

それ自体が好きなのだということ

 

そのようなプロセスから学ぶことが多く得るものが多くどんな結果に

なっても後悔はないこと

ましてや自分自身に対する罪悪感などは微塵もないこと

 

ただいずれは誰もがそのことに気づく時が来る