めいそうえっせい

色々と心のままに

定年後の日々

新型コロナは我々の生活を真に一変させるのだろうか

 

それともいずれは制圧されて元の生活に戻る日が来るのだろうか

 

一つ気づいたことがある

 

人と人との直接のふれあいはとても大切であると言うこと

 

もう一つは

 

真に必要なものがあるのだと言うこと

 

例えば職業

 

医療、介護、流通(荷物やバス、電車含む全て)、保育、製造、清掃・収集・・・

 

政治や会社で言えば、総理大臣や社長が今日死んだって実は誰も困らない

必要だと何となく思っているだけだ

よく考えてみればわかる

 

実際の現場で汗水流している仕事が最も大切なのだ

 

しかしそのような仕事が最も報われないのもまた事実だ

 

日頃なにも無い時には空気のように当たり前のものと思われているから

 

職業の貴賎では無い

 

介護士より総理大臣や社長が偉いわけでは無いと言うことだ

 

彼らは言うだろう

 

自分が政治や会社を率いたから今の繁栄があるのだと

 

馬鹿なことを抜かせ

 

お前なんぞいなくても十分繁栄しとるわい

 

逆にもっともっと繁栄したかもしれん

 

なぜか

 

それが組織であり集合体の力だからだ

 

自然の力には誰も勝てん

 

組織や集合体が繁栄するには自然の理がある

 

誰がリーダーをやっても所属する全体性のレベルが低ければ繁栄は

覚束ない

 

つまり繁栄する組織や集合体(国や会社など)には繁栄するだけの素因が

あり繁栄する時期があると言うことだ

 

もちろん大きな組織や集合体を率いるにはそれなりの大きな責任が伴う

そのために他より高い報酬と権限が与えられているだけのことだ

 

しかしそれさえも妥当なレベルがある

なぜならそれだけの責任を負わないからだ

 

自分の組織から一人でも落伍者を出したら腹を切るくらいの覚悟が

あるなら認めよう

実際は全く逆だ

自分の保身のためにいかに下の者を上手く切るかに腐心するような

お粗末なレベルだ

 

これは日本が戦後、高度成長期も含めアメリカ資本主義に染まって

きたためであろう

 

いわゆる弱肉強食というやつだ

 

ただしライオンのように真の強者では無いから始末が悪い

 

ライオンは生きていくために必要なだけ狩りをする

 

歪んだ資本主義は不安と恐れのために多くを得ようし他を支配しようとする

 

今のアメリカがまさしくそうなっている

 

トランプは強者ではなく本当は非常に弱い人間だろう

 

不安と恐れが彼を支配している

 

だからあれほど他に攻撃的なのだ

 

攻撃しないと自分がやられるという不安に押しつぶされてしまう

 

日本はそんなアメリカに追従してはいけない

 

日本人は強くあらねばならない

 

医療で言えば国民皆保険を成し遂げ今も維持できている日本という国は

非常に強い国である

 

なぜなら弱い者を助けられるからだ

 

強い(と思い込んでいる者)が不安と恐れのために弱い者を切らないからだ

 

今回の新型コロナを契機にもう一度日本という国のあり方を見直しアメリカに

追従することなく独自の路線を力強く歩む時なのだ

 

どういうことかは次回