めいそうえっせい

色々と心のままに

瞑想とサヴァン症候群1

自分が成人性のADHDかもしれないと気づいたのは2年ほど前だ

 

会社の会議中でのことだった

 

会議が退屈でスマホを見ていたときに偶然そのページを見つけた

 

10項目くらいの簡易診断テストがあって答えてみるとことごとく当て嵌まる

 

おいおいと隣のやつに見せて、これは自分じゃないかいと聞くと

 

まさしくそうだと言う

 

幼い頃から落ち着きのない子供だったと自分でも思う

 

何かに集中していないと落ち着かない

 

だから小さい頃は絵ばかり描いていた

 

飽き性でもある

 

そのくせ、承認欲求が強い

 

だから集中して何かをやるのは褒められたいからでもあった

そして全ては興味があるかないかが優先される

 

学校の勉強なんぞは全くツマラナイので高校2年生まで勉強らしい勉強なぞ

したことはなかった

 

中学生くらいか、弟と二人で近所の大学生の賢いお兄さんのところに勉強に

行かされていた

 

もちろん行きたくもないからよくサボった

弟も無理やりサボらせた

 

母親はもちろん自分を心配してのことだが塾やら何やらとやらせてくれたものの

何一つ興味がなく今となっては申し訳ないことだがお金を捨てたようなものだ

 

ところがだ

 

高校2年の夏休みを境に猛勉強が始まった

 

理由がまるでないし自分でも心当たりがない

 

強いて言えば失恋くらいか

 

とにかく始まってしまった

 

学校から帰って毎日夜中の2時3時くらいまでぶっ続け

 

他人に教わるのがとにかく嫌いなので独学でやる

 

好きな教科しかしないから地理や歴史は一切やらない

 

やるのは数学、英語、化学、現国くらい

 

それまで学内テストはクラスでほぼ下から1/4(大体40人中の30番台)だから酷いもんだ

 

 

それが夏休み明けくらいか、いわゆる中間テストっていうやつで

いきなりクラスで三番目くらいになった

 

クラス全員が驚いた

 

でもまあフロックかカンニングかくらいなもので体よくスルーされていたのが

次の期末試験だか実力試験だかで、クラストップになってしまった

 

さすがに今回はそれまでクラスの英才たち数人が自分を無視できなくなった

 

どうしたんだ、何やってるんだって入れ替わり立ち替わり聞いてくる

 

それが面白かったんだな、自分には

 

それからも勉強し続けた

 

3年の夏休み前には、科目別の全国模試で数学や化学は上位5%に入っていた

 

英語や現国もそこそこ上の方

 

地理、歴史はまるでダメ

 

なのでそっちもと思い、夏休みには毎日16時間勉強計画を立て実行に移した

 

よくは覚えていないが、一週間くらいで高熱を出した

 

家族も友達も知恵熱だと言うがもちろん原因がわからない

 

寝込んでしまい大して勉強できなかった

 

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