昨年からのコロナによって変化を余儀なくされた
人間の柔軟性は凄い
コロナ以前の生活を忘れかけているほどだ
今世の中に何が起こっていて今後どうなるだろう
事情があって娘が中古マンションを物色した
45年も経つ古いものでも、リフォームされて室内は綺麗になっている
そして驚くほどの価格がつけられている
ある物件などは、確かに場所はいいのだが、築47年、45m2で4,680万円もの値段だ
地方なら新築でもこの値段より安いだろう
そして明らかに高いと思える中古マンションが飛ぶように売れている
一体どうしたことか
需給バランスが明らかに崩れているようだ
コロナの影響によって新築マンションの供給数が落ち、中古マンションにまで影響しているとか、同じく狭い都心マンションから広い物件を求める傾向があるとか、金融緩和による金あまりや株高による資産増が買いに走らせているとか
色々要因は言われているが、感じるのは買いたい「焦り」のようなものを感じる
人間は無いと欲しがる
早く買わないと無くなるよと言われれば誰でも買いたくなる
石油ショックの際にトイレットペーパーがなくなったのと同じ理屈
昨年のマスクの高騰も一緒
どうも同じ匂いがしてならない
もちろん業者も煽る
誰かが高い値段で買えば、その流れが続き、それが当たり前になっていく
マスクは今でこそ、50枚入りで数百円から1,000円前後で売られているが、昨年のピーク時には5倍はしていただろう
中国産の粗悪なものも高値で出回っていた
欲しいから高くても買ってしまうわけだ
中古マンションにも同じような状況があるようだ
ここはしっかり見極める必要がある
モノの価値と適正価格を自分で決めるのだ
不動産は今後どうなるだろうか
コロナの終息とともに落ち着くのではないだろうか
となると今年の秋口には徐々に下がってくる
そして年明けには結構な数の出物が増える
なぜなら今売りたい人が時期的に来春じゃないと売れない人が多くいるだろうから
モノが増えれば相対的に価格は下がる
買う人が選択できるようになる
今度は回転が逆になる
売りたいが強くなり早く売らないとならないと思う
世の中ってやっぱり波だな
変化というがぐるぐる回ってるんだよな