めいそうえっせい

色々と心のままに

鬱々として起きた朝

どうした関係かは分からないが今朝の気分は最悪だった

 

多分最も影響していたのは夢かな

 

定年してから何度も見た夢だけどここ最近はまず見ることのなかった夢

 

会社で何やら大きな会議だか何かで人がいっぱい集まっている

 

順番に受付をして待つ

 

僕の予定では来週の火曜日がその日になっている

 

だから月曜日は基本的にフリーになるみたいな感じである

 

夢なのであまり脈絡というか理路整然とはしていない

 

要は月曜日の夜に誰かとメシでも食べに行きたいのだ

 

親しい顔が何人もいて声を掛けるがどうも難しいようで僕は落胆する

 

そんな寂しいような切ないような気分で目が覚める

 

ああそうかと思う

 

会社を辞めたんだと思う

 

とはいえ僕は会社自体に全く未練がなくて、ただ自分の居場所とか、人との関係性において何かを失ったような気持ちになる

 

そのようなつながりとか居場所を求めて、お金だけでなく、だから人は働くのだろうと思う

 

僕は天邪鬼なので、そう思う一方、もう一方の僕が、働いたって死ぬまで働けるわけもないし、たとえば75歳まで働いたって辞めたら同じじゃないか、逆にそんな歳で繋がりを失った方が辛いんじゃないのかと思ったりする

 

そんなこんなでまあとりあえず瞑想をする

 

するとそんな鬱々とした感覚が薄れていって、現実感がやってくる

 

瞑想が終わったらコーヒーを飲む楽しみとか、小説のあの部分をこう書こうとか、来週の予定でこんなのを入れてみようとか

 

小さな楽しみを見つけてくる

 

そして知る

 

何かがないと生きられないと思うのは勝手だけど、実はそんなことはなんにもない

 

僕たちはなんにもなくてもほんの小さなことでもそれを楽しみに変えたりできる

 

不自由や不都合はある

 

でもそれに慣れることができる

 

慣れたら終わり

 

存在しないも同然なのだし、そこから小さな楽しみを見つけられる

 

ああ、よかった