めいそうえっせい

色々と心のままに

音楽と僕

ヒトメタニューモウイルス感染発症からおよそ一週間、ようやくいつもの日常が戻ってきた

 

大掃除が終わり、今朝の瞑想もほぼほぼ快適ではあった

 

少し気分も良くなったので、久しぶりにパソコンにダウンロードしてあるクラシック音楽などを流し聴きながら小説でも書こうかと思い立った

 

だいたい僕という人間はおかしくて、音楽を聴きながら何かをすることができない

 

もちろん絶対というわけでもなく、なんとなく流れたままにしておける音楽もあるにはあるのだが

 

その多くは、耳が集中するか、拒否するかどちらかになる

 

以前ここにも書いた記憶があるが、バッハが苦手である

 

もちろんバッハの全てではないが、なんだろう、あのバロック調というのだろうか、繰り返ししつこく(すいません)これでもかとやってくる音の数々、あれはオルガンかな、パイプオルガン? なんでもいいけどとにかく耳についてしょうがない

 

雑音にしか聞こえないのである

 

かと思うと、モーツアルトベートーヴェンのある曲など、耳が持っていかれてしまって、作業の方が疎かになることも多い

 

これも困る

 

元々が音に敏感なタチである

 

音過敏症とかいう疾患名があるらしい

 

ひどい人になると、音楽を聴くためではなくて、ノイズをキャンセルするためのイヤホンを装着しないといけないそうだ

 

さすがに僕はそこまでではないが、欲しいと思うときは実はある

 

新幹線や飛行機の中での僕の幼児遭遇率が異様に高い

 

わざとやってるのかと言いたくなるくらいである

 

しかも大体において、ずっと甲高い声で泣いているか、そうでない時は、親がとにかく放りっぱなしかどちらかである

 

寝ようにも寝られない

 

本を持っているときにはまだいいがそれもないとなかなかに苦しい

 

大体、まずは瞑想してしまうのだが(なんと瞑想は雑音が一切気にならないから不思議である)終わってからがまた困る

 

怒りの感情はほとんど湧いてはこないが、なんとかできないものかとずっと思ってはいるのだ

 

座席指定ができる画面で、幼児がわかるようにしてくれたらいいのに

 

できないだろうけど万一できてもみんな避けるから一緒かな

 

まあご両親の立場からすれば申し訳ないなという気持ちだろうし、僕にもその昔は経験もあるからお互いさまなんだけどね

 

僕は幼児に腹が立つより、音を気にしてしまう自分が嫌になるって感じなんだよね

 

ん、待てよ

 

そんなとき、イヤホンであのバッハの音楽を聴いたらどうなるのだろう

 

耳が拒否して聴いてられないってなって、イヤホンを外すと幼児の泣き声がある

 

ああ、まだこっちの方がいいやってなるかも

 

今度やってみるかな