めいそうえっせい

色々と心のままに

瞑想その7

 何年も前になるが、瞑想中に不思議な体験をしたことがある

もちろん目を瞑っているわけだが真っ暗な中に光の点が現れた

その光が身体の中を駆け巡るように見えた

もちろん幻覚ではない

明瞭だった

 

そしてその夜のこと

何時かは分からないが夜中だ

目が覚めた

覚めたと言ってもいわゆる覚醒したのではない

 

頭の中?で覚めたのだ

そして寝ている自分自身を見下ろしていた

短い間のことだったが強烈な経験だった

 

そして朝5時ごろ本当に目が覚めた

生まれ変わったかのような明晰さを伴った目覚めだった

 

暗闇でじっとしていたがそのうち夜明けを迎えた

気分がじっとしてられない

高揚しているのだ

窓から差し込む光とかすかに見える木々の緑

 

何を想ったか近くにあったメモ用紙に詩を書き始めた

この世界の素晴らしさを謳う詩を

 

この経験が自分の今後を決定づけていくことになろうとは

その時は全く考えもしなかった