めいそうえっせい

色々と心のままに

とうとうカルチャースクールへ

このルートは多いのかな

 

趣味の先のスクールってのは

 

母方の伯父がなかなかの趣味人でもう80近いと思うが定年してから10年あまり

そば打ちやら油絵やらピアノやら様々なものに挑戦している

 

最近はコロナで遊びに行ってないが昨年行った時には自分の書斎というかアトリエ

みたいなものがありなかなかの油絵が並んでいた

 

元々賢くて器用な人だ

 

貧乏で行きたかったが大学を諦めた過去がある

 

日本で誰一人知らないものはないだろう超大企業に就職し高卒故に随分苦労した

らしい

 

それでも最後は出向した子会社の役員までやった

 

大したもんだ

 

自分の親父と弟は器用だ

 

親父は木工職人だったし弟も技術職だ

 

それに対して自分は不器用だ

 

まず衣類が上手く畳めない

 

ゴミ袋を上手く縛れない

 

新聞紙や雑誌をまとめてビニールテープで縛ろうとしても必ず緩んでしまう

 

それに対して女房は上手だ

 

多分そんな自分を小馬鹿にしている

 

しかし改善したり上手くなろうという気もない

 

一切ない

 

そしてもう一つ

 

人様にモノを習おうという気がない

 

全くない

 

サラサラない

 

自分がエラいと言っているのではない(ここはすごく重要だ)

 

習っても身につかない(と思い込んでいる)のだ

 

何故か素直に聞けない

 

ゴルフのスイングなんてのはまさしくそうだった

 

実は自分はゴルフがそこそこ上手い(上手かった)

 

初ラウンドが122、ベストスコアはなんと75だ

 

では誰かについて習ったか

 

習ったことも少しある

 

ほんの少しだ

 

何故ならすぐイヤになって辞めるから

 

完全なる自己流である

 

それでも流れるような綺麗なスイングだと認められている(いた)

 

こうなれた理由は2つだ

 

1つは一番最初に始めた時、今は亡き某アイ課長に教えてもらったこと

 

いい人だったな

 

その課長はシングルと言われていたのだが教えてくれたのはスイングを

どうのこうのではなく良いスイングになる練習方法ひとつだった

 

クラブの根本(ヘッド側)を持ち左手一本でビュンビュン振る

グリップ側が背中に勢いよく当たるまで振り切る

振る時の風切り音が自分の前方で鳴るように練習する

 

これだけだ

 

ゴルフを始めたのは22歳だったがこれ一本で練習した

 

よく言う左手リードを体に染み込ませたわけだ

 

測ったことはないが相当なヘッドスピードになったと思う

 

力任せに振ることもないのでヘッドが走るからだ

 

随分コンペでドラコンを取ったしショットの正確性も上がった

 

特にロングアイアンが打てるので皆に驚かれもした

 

練習場に行ってマットに置いた3アイアンを振り抜くと200ヤードの

看板に当たるくらいだった

 

一緒に行った人たちが驚いていたし、自分でもあの頃は打ったボールが三段ロケット

のように伸びていくと思っていた

 

もうひとつはある本に出会ったことだ

 

これは瞑想とも関連しているのだがゴルフは人生と同じであることを説いている

 

そして自分の頭を究極に変えたのはこれだ

 

ゴルフのスイングをして力を失う(疲れる)のではなく獲得せねばならない

 

これには驚いた

 

要はゴルフスイングなるものはクラブを円運動させているわけで最小限の力

でクラブを振り上げれば良い

あとは自然に任せる

 

そしてそれが究極的に自然になると全ての抵抗はなくなり超流動ともいえる

状態にまでになる

 

こうなるとスイングそのものからパワーを得るようになると

 

当時よく練習場に行っていた頃はなんとなくその感覚が掴めた時もあった

 

スイング自体が喜びになり内側からパワーが湧き上がるような感じか

 

もちろん実際に何度か経験もある

 

この2つで自分はゴルフをしてきた

 

もちろんゴルフからは遠ざかっていて今は見る影もないだろうが

 

長くなったので次回