めいそうえっせい

色々と心のままに

瞑想のススメ

今まで瞑想の良さを語ってはきたがススメたことはない

 

このブログを一年弱続けてきてススメてもいいかなと思えてきた

 

何度も書いているが、瞑想とは自分の内側に入っていく「技術」である

 

自分は、様々な瞑想法やそれにまつわる願望の成就だとか、運勢が好転するだとか

という類の情報が、書籍やネットに数多くあるのは承知している

 

実際にほとんど読んだり実践したことはないが

 

ついこの前も、願望が実現するチャクラなんとかっていう瞑想法を紹介?する本が

あるのを知った

 

人間には背骨に沿って七つのチャクラがあり、それぞれに願望を実現する?チャクラ

があってそこに瞑想によって意識を集中するみたいな

 

実はこの本を見たことがこれを書く動機の一つにもなった

 

きっとそういうこともあるのだろう

 

著者は自分自身がそのような方法による成功体験?をお持ちでそれを広く知ってもらいたいと思って書いているのだろう

 

しかし自分ならススメない

 

理由は二つ

 

人間の意識には限りない力というか、エネルギーの源泉があると思う

 

使い方を間違えると自分の欲望を肥大させるだけに終わってしまう可能性がある

 

欲望そのものが悪いわけではない

 

瞑想はあくまでも自然なエネルギーの流れを取り戻すためにある

 

人は本来自然なものだ

 

不自然な思い、行動が不自然な結果を招く

 

瞑想は自然な思い、自然な行動とは何かに気づかせてくれる

 

その結果、自分の自然な心に従って願望が成就することもあるだろう

 

逆に願望と思っていたものが実はそうではなかったのだと気づかされることもあるだろう

 

自然な自分の状態でないまま、意識だけをそのような形で集中させることが良いこととは思えないのだ

 

まず自分の自然な状態を取り戻す

 

それが瞑想の第一の目的なのだから

 

その意味においてあまりに耳障りの良いものは少し考えた方が良いと思う

 

もう一つはそのような願望成就のためと言った瞑想をやってみて結果が出ないとか体に不調をきたすとかした場合その人は瞑想に対し誤った認識を抱いてしまうだろう

 

そして瞑想という言葉に抵抗感を持ってしまい二度とアプローチしなくなる可能性さえある

 

それはやはり避けてもらいたいのだ

 

様々な方法があり自分に合ったものを取捨選択すれば良いのだがそこに辿り着く前に諦めてしまって欲しくはない

 

瞑想は本当に素晴らしい技術であるし、深くなればなるほど自分の根源的なものにより近づき自分の外側に何かがなくてはならないという脅迫的な思いからも解放されていく

 

いつでも自分の内側に戻ればいいんだと確信が育つ

 

ぜひそのような瞑想をススメたい